東西文化の十字路「イスタンブール」

  「5月の連休を使ってトルコに出かけました。地中海と黒海に挟まれた半島はかって「小アジア」または「アナトリア」と呼ばれていました。紀元前6000年頃から人が住み始め、鉄を使っいたといわれるヒッタイト人がこの地に最初の王国を築きました。その後ペルシャ、ギリシャ、ローマ帝国、ビザンチン帝国により支配され、もともとは中央アジアの遊牧民であったトルコ民族が進出してきたのは11世紀に入ってからでした。歴史と浪漫を求めて旅してきました。

「イスタンブール」はビザンチン帝国時代は「コンスタンティノープル」と呼ばれていた都です。人口1400万人が生活するこの街はトルコ一の街でもあります。国際色豊かな人種が行き交い、正に世界の「ハブ都市」的存在でした。

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お昼を食べたレストランからの眺めです。

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イスタンブールのヨーロッパサイドの旧市街地と新市街を結ぶ「ガラタ橋」市内のタクシーはニューヨークと同じ黄色でした。エーゲ海クルーズの豪華客船も停泊していました。

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「ガラタ橋」の上では地元の人が終日釣りに興じています。5㎝位の小イワシを釣っていました。時間つぶしで釣る人もいれば、たくさん釣って近くのレストランに売る人もいるそうです。釣り糸がよく絡まないものだと感心しました。

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橋の麓の広場では名物の「サバサンド」を売っていました。船の上でサバを焼いて、それをパンにはさんで食べるのです。地元の人も観光客もたくさん買って食べていました。

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私も早速買って、食べてみました。1個が4TR(トルコリラ)で220円位です。焼いたサバにレタスとスライスしたオニオンをはさみ、レモン汁をかけていただきます。結構旨かったです。日本の朝食にもできそうでした。

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ケバブのお店にも寄ってみました。ケバブ(カバブ)は牛や鶏肉をあぶったものをスライスして食べるトルコの代表的メニューです。

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こちらは5TR(トルコリラ)で約300円、日本のモスバーガーって感じでしょうか。オリエンタルのスパイスが効いていて、これも美味しかったです。

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                 「ガラダ塔」

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新市街のランドマーク「ガラタ塔」からの展望です。9階建ての塔で、9階はレストランになっています。遠くには「ブルーモスク」「アヤ・ソフィア」も見えます。

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「ボスポラス海峡」「トプカプ宮殿」この海峡は黒海とエーゲ海(地中海)を結ぶ重要な海上交通路で、朝早くからタンカーやクルーズ船、ヨットなどが賑やかに行き来していました。「トプカプ宮殿」のハーレムは圧巻でした。

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真ん中の塔が「ガラタ塔」です。手前はギリシャから来たクルーズ船でした。

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丁度この日はボスポラス海峡でヨットのレースが開催されていました。陸上ではF1のトルコグランプリも開催されています。


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        「ブルーモスク」(スルタン・アフメット・ジャーミィ)

トルコ帝国が栄華を誇った17世紀はじめにアフメット1世によって建てられたイスラム寺院。
巨大なドームの周囲に建つ6本のミナレット(尖塔)が印象的。お祈りの時間が来ると、ミナレットのスピーカーからお祈りの時間ですよのアナウンス1日に4回が流れる。ドーム内はイズニックという町でつくられた青い花柄のタイルがびっしりと飾られ、その美しさゆえ「ブルーモスク」と呼ばれている。

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         イズニックという町でつくられた青い花柄のタイル

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                 アヤ・ソフィア

ローマ帝国時代にキリスト教の聖堂として建立されたが、オスマン帝国が征服した後はイスラム教のモスクになった。モザイク画の数々は漆喰で塗りつぶされていたが、トルコ共和国時代に入ってからの大修復によって昔の姿をほぼ取り戻した。現在は博物館として解放されている。

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     アヤ・ソフィアのモザイク画、ビザンチン帝国の栄華が忍ばれます。


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もう一つトルコで有名なのが「チューリップ」なのです。チューリップと言えばオランダを連想しますが、なんと発祥はトルコなんです。他にもヨーグルト(ブルガリアではなくトルコが原産だそうです)とパンのクロワッサンもトルコが原産国だそうです。確かにトルコで食べたパンは美味しかったです。

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丁度5月という季節も幸いして、街中でチューリップが咲いていました。お天気も最高で、日本より日差しが強く、半日で日焼けしちゃいました。

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奥に見える屋台は名物の「トルコのパン」(ベーグルみたいなパンにゴマをまぶしたもの)を売っています。同じような屋台でトルコアイスクリームも売っていました。トルコアイスクリームは、よく伸びるアイスで、お客さんが手に取ろうとすると、さっとカップごとかすめたりするパフォーマンスが上手で、なかなかアイスを食べられませんでした。2TRです。

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               「ドルマバフチェ宮殿」

ボスポラス海峡沿いにあるオスマントルコ帝国最後の宮殿、宮殿内には2.5tのシャンデリアが飾られていました。宮殿の庭にもチューリップが咲き誇っていました。

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宮殿の中庭のチューリップです。

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「ドルマバフチェ宮殿」の衛兵 直立不動で警備にあたっており、汗などは仲間の衛兵がそっと拭っていました。雨の日はすっぽりかぶるケースの中に立っております。
横の「おっさん」は観光客です。


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                グランド・バザール

旧市街地の「グランド・バザール」です。東京の御徒町みたいに入り組んだ通路に4000軒ものお店が並ぶイスタンブール最大の老舗マーケット。観光客が多く、値段もドルやユーロで表示されていました。迷子になりそうなほど広くて、疲れました。

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トルコの銀座です。歩行者天国になっていて、人人人で大変な混雑。ヒトヒトならぬヘトヘトになりました。車は警察のパトカーと清掃車だけが入って来られます。ここのスタバでお茶しました。

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トルコのお茶といえば「チャイ」です。日本で言う「ほうじ茶」の様なものでしょう。地元の人は1日に何杯もこの「チャイ」を飲みます。角砂糖1個を入れて飲むと、マイルドでなかなかいけます。
 注文したお茶をこぼしたら「ごめんなチャイ」文句ばっかり言って人には「うるチャイ
なんていう「チャイ」があれば面白いのにな?

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             カッパドキア(スリー・シスターズ)

カッパドキアとは首都アンカラを中心とする中央アナトリアの地方名称。太古の昔、火山の噴火によって堆積した溶岩や火山灰が、長い年月の間に浸食され出来た奇岩群は圧巻です。

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イスラム教徒の迫害から逃れてきたキリスト教徒が岩山を掘って、洞窟の中で生活したいた。現在その住居は一部洞窟ホテルとして使われている。

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ホテルから見た、朝日に向かって登る気球。朝の4時頃に集合して、空からの景観を楽しむツアーです。

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その時の風任せのツアー。パイロットは付いていますが着地点はさまざま、ツアーのジープが近くまできてピックアップしてくれますが、場所によっては大変な冒険になるかもね。


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                 ユルギュップ

カッパドキア観光の拠点となる町。町の外れにあるキノコのようなユニークな形をした奇岩は地元では「妖精の煙突」と呼ばれている。


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                   パムッカレ

綿の城「パムッカレ」。かつて綿の産地でもあったことに由来する名前です。
魅惑的な美しさの石灰棚で温泉が流れています。

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足湯として温泉の石灰棚を歩くことができます。水着で足浴ならぬ全身浴している観光客もいました。

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私も裸足になって、温泉の足浴を楽しみました。滑ることもなく歩きやすかったです。

                             
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                                                     ヒエラポリス

古代ローマ時代は温泉保養地としても利用されていた。当時の遺跡が眠る温泉浴を楽しむことができる。ここは観光スポットの真ん中で、水着で泳ぐにしてもスタイルに自信が無い方にはお薦め出来ません。

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石灰棚を望む丘の上に、紀元前190年頃ペルガモン王エウメス2世によって建造された古代都市遺跡。ローマ時代はカラカラ帝も訪れてという温泉保養地でもあった。当時の劇場跡、現在もイベントに使われるという。音響効果も素晴らしいとか。


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             エフェソス   「アルテミス神殿」

ギリシャ神話における狩猟の女神「アルテミス」が祀られている荘厳な神殿跡。ケシの花が美しく咲いていました。

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奥の壁面には「カプト・メズーサ」のレリーフが彫られている。

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古代図書館の跡。その昔たくさんの本(文献)がこの図書館に集められていた。

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ローマ時代の「水洗トイレ」!トイレの下は水が流れ、下水まで完備された都市だった。


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大劇場跡、この劇場で1万人以上の観客を収容できたそうです。当時の都市には、それぞれ劇場が整備されており、その大きさからその都市の人口が逆算できたそうです。手前は当時のお墓だそうです。


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                  エフェソス

小アジア最大の古代都市遺跡群。ギリシャ時代には小アジア最大の都市国家として君臨した。当時の繁栄ぶりを伝える数々の遺跡を観賞し、古代の人々の生活に思いを馳せてみた。

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トルコの観光地には猫が本当に多い!この猫も古代遺跡の上で何を思って、ひなたぼっこしているのだろうか。犬も多く、その辺りでごろごろ寝転がっていた。本当に平和なトルコでした。
                                         
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この猫はエフェソスの「聖母マリア」の家の近くにいた猫ちゃんです。何か学者の様な風格を感じませんか。


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この犬はパムッカレの石灰棚の上で昼寝しているワンちゃんです。観光客は危害を加えませんから、安心して寝ています。公園の管理者が来るとほうきで叩かれるので、観光客の後ろに逃げ込むそうです。賢いワンちゃんでした。


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イスタンブールの夜は「ベリーダンス」を楽しみました。民族楽器に合わせて踊る姿は妖艶で「ベリー・グット」でした。この踊りは「ハーレム」で女性が王様に気を引いてもらうために踊られたそうです。飛び入りで踊ったドイツの観光客は上手で、客席からは拍手喝采でした。


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トルコの代表的料理の「ケバブ」です。トルコは肉料理が主で、豚以外の肉は食べます。

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         鶏肉の「ケバブ」 日本の焼き鳥みたいな感じです。

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  牛肉のミニハンバーグみたいなもの。肉は全般的に硬めです。でも旨かったです。

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スープは必ず出てきます。主に豆のスープが多かったです。それとトルコ人は野菜をたくさん食べます。ベジタリアンかと思うくらいの量を普通に食べますので、全ての料理を食べていますと、メインディッシュの前にお腹が一杯になってしまいました。

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移動の途中で寄ったドライブインでの昼食、トルコランチの盛り合わせ?結構いけますよ。

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肉料理の「ケバブ」は有名ですが、トルコ料理には「茄子」がよく使われています。それと「トマト」も必ず付いています。トルコ人の朝食はサラダとチーズだそうで、チーズもよく食べられていました。

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これはスープではありません。デザートです。一般的に日本よりも甘いデザートが多かったです。トルコ版「杏仁豆腐」って感じかな?

一度トルコを訪れたら、ホテルのスパでトルコの蒸し風呂「ハマム」を経験してみて下さい。大理石の上に寝そべって、アカスリやら泡での全身マッサージに頭までシャンプーしてくれます。ケセジという担当者がやってくれますが、女性のケセジもいます。私は女性のケセジを指名しました。とっても気持ちよかったです。

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